
10月6日金曜日
YRSツーデースクールFSW前日
午前9時55分の富士山
前々日に初冠雪のニュースを聞いたのでまずはご挨拶
翌日のコース作りの段取りをして

スタッフと合流して東名高速を飛ばして沼津に向かい
例のお店に

この日はまずホタテ貝の貝焼き
ショウガと出汁がほど良くて

それと地アジ刺し
しつこいと言われそうだけど

しつこいついでに地アジ丼
ショウガ醤油をたっぷり回しかけていただきます
ところで、エンジンドライビングレッスンの朝。村上編集長の挨拶が終わって参加者を確認していたら、かれこれ10年ぐらいほとんど毎回京都からご夫婦で来てくれているHさんがこっちを見て笑っている。なんだろうと歩み寄ると、実はドライビングレッスンが終わっても京都に戻らず一泊して沼津港のむすび屋さんに行くのだと言う。Hさんはルノー車乗りではないけれどブログの愛読者らしく、いつも楽しみにしていますと嬉しい言葉。
翌日、昼になってしまったから座れるかなと心配しながらむすび屋さんの暖簾をくぐると、そこにはHさんご夫妻が。食べ終わったところのようで、「美味しかったですか」、「最高でした」で地アジ丼を食したとのこと。ユイレーシングスクールのスタッフも食べに行ったようだしルノー・ジャポンの方も行かれたようだし、このブログの食べ歩記が参考になるのはこの上なくますます嬉しい。

左から2人目がHさん

YRSツーデースクールFSW前日
この日駐車場を専有されていた方が早めに撤収されたので
コース作りを始めさせてもらうことに
10月6日金曜日午後4時52分の富士山をパチリ
富士山の影が伸びる
で、急いでパイロンを並べてコースを作る

コースを急いで作ったわけはこれ
御殿場ICからほど近い大和田さんに予約してあったから

昼夜贅沢してバチがあたるかなと思いつつ
大和田さんのお吸い物は肝吸いではなく
肝焼きがお重の上に鎮座しています

YRSツーデースクールFSW1日目
10月7日土曜日
朝6時10分の富士山を
御殿場市山の尻から仰ぐ

FSWのスクールで利用させてもらっている須走の扇屋旅館さん
YRSツーデースクールFSWの時は希望する参加者も泊まってもらいます
これが土曜日の夕食
若い人でもお腹いっぱいらしい

YRSツーデースクールFSW2日目
10月8日朝5時37分
南東の空にはきれいな朝焼けが

YRSツーデースクールFSW2日目
10月8日朝5時37分
曇り空だけど
富士山は薄化粧

2日間のスクールが終わり
スタッフと道の駅富士小山に寄って
懲りずにあさりクリームコロッケ定食
ホント
ワンパターン!!!
今年2回目のYRSツーデースクールFSWは心地良い秋風に吹かれながらの2日間だった。

ユイレーシングスクールの流儀に従ってまず座学
プラス2日間だからやってほしいこととやったほうがいいことを伝えて

1日目午前中はスラロームと2種類のブレーキング練習を徹底的に
ということで
岡山から来てくれたYRS初参加のKさんの妙に速いスイフトスポーツを借りて
スラロームのデモラン
20m間隔のコーンを縫いながらも加速できることを見でもらう

スレッショルドブレーキングのデモランは
東京から来てくれたYRS初参加のMさんのインプレッサを借りて
ブレーキペダルを蹴とばした時とトランジッションを取った時の
減速Gのかかり方の違いを体験してもらう
見学者にはノーマルのブレーキでもマイナス1Gで減速できますよとばかりに
思いっきりノーズを沈めて

八王子から初めてYRSに来てくれたNさんのクルマがオープンだったので
参加者にわかりやすいようにドライビングポジションで目指すことを説明
クルマと一体になって同じ速さで同じ量だけロールするコツを伝授

Nさんのバーキンを借りてスラロームのデモラン
同乗中にソリッドアクスルの利点と弱点を説明
車重が軽い分気をつけるべき操作も指摘

デモランが終わると3グループに分かれた参加者が
3つのコースをゆっくり下見
午前中の動線の確認

10分弱の間隔で3つのコースを順に
参加者に自主的に走ってもらう
質問がある人は「職員室」(笑)に来てもらい
アドバイスが必要な参加者はクルマを停めて口頭で

早めに昼休みをとって午後からはオーバル走行
Mさんのインプレッサを借りてデモラン
イーブンスロットルで高い速度を保つ秘訣
トレイルブレーキングでより高い速度からターンインする秘訣を
排気音とクルマの姿勢とストップランプで確認してもらう

何をしているかというと
本格的にオーバル走行に移る前に巻き尺を持ち出して
高速道路の3車線より広いコース幅を確認してもらう
その上でイン側の人はこうアウト側の人はこう
オーバル走行のルールを確認してもらう

参加者がオーバル走行に向けて整列

1周約400mのコースを少ない台数で走るのはもったいない
慣れてきたら同時に走る台数を増やして
他人と走る時は絶対速度ではなく相対速度を意識してとアドバイス

2日目の朝はFSWショートコースに7時半に集合
1周880mのコースを歩きます
歩きながら地形によるクルマの運動特性の変化
それに対応する方法を解説します

クルマで走ってしまうと見落としてしまうことも
歩く速度で自分の目と足裏で確かめると
新たな発見がたくさんあります

2日目はFSWショートコースを終日走ります
参加者をクルマの動力性能でグループに分け
短いセッションを繰り返します

セッションの間には折に触れてミーティングはさみます
はたから見ていて気が付いた点
もったいないなと思える点
最後まで集中力を切らさずに走り続けられるように対話を続けます

直前に2名のキャンセルがあって
結局23名の参加があった今回のYRSツーデースクールFSW
うち3名が初めてユイレーシングスクールを受講してくれました
この日最も遠くまで走ったのは姫路から来てくれたルーテシアRSに乗るHさん
FSWショートコースを150周!
1日目を含むと200キロ近く走ったと思われ

そのHさん
遠いところありがとうございました
ぜひまた走りにきて下さい

YRSツーデースクールFSWとYRS鈴鹿サーキットドライビングスクールの常連
遠くは高松から来てくれるIさん
ぜひまた練習に来て下さい

上尾市から来てくれたKさんもYRSツーデースクールFSWの常連
今回は同じルノー仲間のOさんがクルマの不具合でOさんは微熱が下がらず
2名ともドタキャン
Kさんまた仲間と一緒に遊びに来て下さい

メガーヌⅢRS2台が欠けた今回の記念写真
来年も春と秋にYRSツーデースクールFSWを開催予定です
ルノーにお乗りの方はぜひクルマの運転を堪能しにきて下さい

2日間が終わって
「今回は楽に走れた」
「今回は気持ち良く走れた」
そんな声がたくさん聞こえた33回目のYRSツーデースクールFSWでした
参加して下さったみなさんありがとうございました

エンジン村上編集長の挨拶で始まるエンジンドライビングレッスン
午前中は筑波サーキットジムカーナ場に作ったオーバルコースで
イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習

午後はコース1000に場所を移してサーキット走行
今年3回目のエンジンドライビングレッスンも
みんなの笑顔とともに無事終了
photo:Sei Kamimura
今や20年の歴史を誇るYRS+エンジンドライビングレッスン。来年も3回、次の日程で開催する予定です。3月7日(木)、5月23日(木)、10月3日(木)。

毎年春秋に開催しているYRSツーデースクールFSW
今回で33回目
遠くは岡山、姫路、高松、郡山、佐久、小諸からの参加も

今回のルノー仲間
前列左からワタクシ、Iさん、Kさん
後列左からHさん、Hさん、スタッフF、スタッフY